子どもは可愛い。
30代にもなればたいていのものは程々に手に入れているので強い欲などはあまり発生しない。
子どもと過ごす時間の重要さは歳を重ねるごと高まっているように思う。
今この瞬間はそう思っていなくても、
最初本当に大変だった。
この世界は男性が育児に参加するように
出来ていないのである。
哀しいかな……
多くの先輩方は子どもを大切にした自慢話なんかよりはるかに別のどうでもいいことにご執心で、
子どものために有給休暇をとることも苦労した覚えしかない。
そんな社会の支援に恵まれることなく、出世というサラリーマンのひとつの目標を完全に捨てて、
子どものために多くの時間を使った。
最初は未来が不安で、そのせいで年収が下がってなど苦労は耐えなかった。
そのときの決断は若き自分にとっては厳しい決断だった。
35歳になってそのときの決断が本当に良きものだと思えるが、多くの若い人にとって難しい決断になると思う。
今になって思うのは会社や社会にとっての自分は
いくらでも代わりが見つかるが、子どもと家族にとっての自分に代替はないということである。
まだまだ道半ばの子育てだが、男性の育児参加は
非常に幸せなことで、人格面での成長に格段に寄与してると感じている。
そんな子どもとの関わりの話もたくさん書いていきたいと思う今日この頃である。
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