調べるということ。

歳をとるにつれて、ついやらなくなりがちなことに調べるという行動は上位に入ってくると思う。

何故かはよく分からないが、今までの成功体験への過剰な自信からなのか、延々と自分の感覚や経験による語りを始めたりするともう目も当てられない。

人は生きるにつれて少しずつ傲慢になるのだろう。

しかしながら時が経つに連れて、世の中の常識や正解などは絶えず変化するものである。

その変化に敏感であることは自分の価値を高めることに直結すると思うので、調べるという尊い行為を忘れないように心掛けたい。

調べるということはただ事実を知るだけではなく、その行為自体が自分と世界の乖離をなくし、謙虚さを生み出し、若返りの実感という時間感覚にすら

触れることが出来る素晴らしい行為である。

調べるという遠回りをすることこそが長い人生を上手く進むための近道になる。

こう思って生きるとふとした場面で恥を晒す場面が減ってきっと生きやすくなるだろう。

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