中央政府のやるべき事

不思議なものだが、中央政府のやるべき事や機能などを学ぼうとするほかの事より、遥かに手間がかかりそう。

感覚的なものだが、中央政府の機能やそのせいふがやるべき事を国民が勉強することを難しくしているようだ。

元来中央政府の主な仕事は

治安維持をはじめとした、秩序を維持する動きが中心である。

理由は単純で上記を行わないと国家が転覆するからである。

会社と同じく、国家が国家として存在するために治安を維持する暴力装置が必要となる。

これは警察機関や軍にあたる。

こういった存在は利潤を生み出さないため、

生活の面倒をみるために必要なのが年貢、

すなわち税金である。

自由主義の方があとから入った考え方なので多くの国は先に律令国家や法治国家の形を優先して動いているという認識である。

国家が基本的に税金獲得するためには、

国家的な動きをするためが基本である。

そうでなければ無駄な税金を取らないのは

また基本であったと思う。

税を高く設定すると国民の自由経済が妨げられて、

国家が不安定になるからだ。

昨今の中央政府をみるに、中央政府としての動きが非常に歪んでいるのではなかろうかと思う。

即ちそれは汚職の類である。

国家は税金を好きに設定出来てしまうので不必要な税を国民から徴収することが可能だ。

それを監視するために、現代社会は民主主義を取り入れることを採用している。

現代の日本は些か歪んでいて、国家と国民一部が同質化している。

とくに少子高齢化の世界で、高年齢層はほとんど国家と同質化している。あらゆる生活のほとんどを国家に依存しているため、怒りや不平は何かにぶつけているようで、自分たちに向けているだけになっている。

どれほど生活が不便で苦しいと訴えても、投票して育ててきたのは自分たちで、この現状も自分たちで養成してきたのだ。生産する側の人口に負荷をかけて今の苦しみから逃げた結果が現在なのである。

多くの民主国家は同じ状況になっている。

歴史上民主国家が出現して浅いが、良貨(働ける国民)が多いときには非常に優秀な制度だが、

悪貨(働けない国民)が過半数を超えてくると

「悪貨が良貨を駆逐する」という現象がおきて、国家として価値が大きく落ちそうである。

現在の日本は中央政府が大きすぎ、公務員も予算も大きすぎる。働けないひとも多い。

公務員の類はそもそも存在が負担側の人間なので、

実質的な負担は国民の本当に大きなものだろう。

国家を人間に例えるなら、老化が進んで、動かせはい部分が多すぎる状態だと思う。

歴史をほんの少しでも学んでいるなら、

危機を感じる場面であろう。

腐敗の進んだ中央政府が自力で立て直すことは

歴史上一度もないので、やれることはただ1つ

外科手術だけである。

願わくば、過激な外科手術にならないことだけは祈っている。そしてその執刀が必ず日本国民によって行われることを願う。

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