【百戦百勝は善の善なる者に非ず】
孫氏の教えにある有名な一説ですが、少しずつ人生経験を積む中でとても好きになった言葉です。
多くの場面で教訓にして自分自身は使っていますが、特に自分が大切にしている場面は
自身の側が優位にあるときにこの言葉を思い出すようにしています。
人に指導するとき、駆け引きで有利なとき、
自身のほうに100%の比重を置く行動をしていないかを多くの場面で気にするようになりました。
人との関係性において自らにどれだけ有利であろうと、正しさがあろうと
それをすべて相手にぶつけることは、善き行いにはならないと理解しています。
相対する相手に譲ることでより良い道が開けることをこの言葉を知ってから
より実践できるようになりました。
総じて味方をたくさん増やすことになり、
相手に勝ちを譲ることで得られるものに気づかされるのです。
【百戦百勝は善の善なる者に非ず】
言葉の意味そのままにとらえることが大切であると私は思います。
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